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2018.08.19

卓上野球機構レトロスペクティブの現状(2018年8月) その1

レトロスペクティブ=回顧。

 
サークル卓上野球機構では毎年前年の選手成績に基づくデータでゲームを楽しんでいます。

同一ルールのもと、選手の能力、チームの特徴は毎年変わってきます。

現在のシステムで古いシーズンのゲームデータを作ったら、どういうものが出来上がるのか。

あの選手は、実際、どのようなゲームデータになるのか?

制作者として、そうした好奇心を抑えることができませんでした。

レトロスペクティブ最初の1973年版が完成したのは2015年秋でした。

実は準備を始めたのは2010年初頭あたりでしたので、6年近い歳月が必要でした。

なぜそんなに時間と手間がかかったのか。

卓上野球機構は打者、投手ともに安打や四球のパラメータを対右・左で別個に算出しています。

また安打、凡打共に打球の方向も実データから拾って算出しています。

こうすることで、選手の特徴が多様に再現され、ゲームでの選手起用や結果にリアリティが増したと思います。

ですがこうしたゲームデータを作ろうとすると、オフィシャルベースボールガイドや古い年報、あるいはベースボールエンサイクロペディアなどに記載されているシーズン打撃成績、投手成績ではまったく不足なのです。

いわゆるN式(ニッカン)テーブルといわれる試合ごとの選手別打席別結果が必須なのです。

で、まずはこれを集めないといけない。1973年のN式テーブルは野球殿堂博物館で採集することができましたが、コピーの形態などが理由で、こんどは対戦カードごとに整理する必要があった。鋏と糊でスクラップするという作業です。

まず、面倒くささが先に立ってなかなか着手できなかった。

正直に言えば1年くらい放置してあった。

ようやく「このままじゃいけない」(by 早見優in零戦燃ゆ)と重い腰をあげて始めてはみたものの、思いの他手間取りました。

週末の隙間時間にコツコツやるしかないわけですが、単調な仕事で飽きも来るし、進捗捗々しくなかった。

さらにコピーは新聞紙面なので、テーブルといっしょに載っている見出しや記事をつい読みふけってしまったり、そっちもスクラップしたりの寄り道も再三にわたる。

スクラップ終わるのに半年くらいかかった。で、この過程で欠落が見つかる。

さてどうしたものかと思っていましたら、ここは学士さんが助けてくれて国会図書館で写してきてくれた。(ありがとう!)

ここまでですでに2年くらい経過している。

そして作業はまだ、始まったばかり。本番はこれからなのだ。

収集したニッカンテーブルを入力するのです。

(この稿、続きます)

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