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2017.08.27

プレイスタイルは変わらない

8月定例会でベイ監督と対戦。

あいかわらずヒット判定になると

「ホームラン倍!」

「14まで入ります!」

とホームランレンジを連呼してサイコロを振るのである。

うう・・・・。

そして、このプレイスタイルは15年くらい、どうも変わっていないようなのである。


以下、紙の会誌「エンドラン」での2002年の記事より。

紙の会誌エンドランについては以下の記事を参照。

地獄のエンドラン制作日記 その1


地獄のエンドラン制作日記 その2

地獄のエンドラン制作日記 その3


地獄のエンドラン制作日記 その4

地獄のエンドラン制作日記 おわり


■ 以下、「エンドラン」2002年11月号 より

今シーズンのベイ・横浜は、決して極端な不振にあえいでいるわけではない。

23試合を消化して10勝12敗1分の4位、首位巨人と5.5ゲーム差は、チーム力を考えればむしろ善戦。

しかし、世間がそうは見ないのは、ベイ監督の試合中の言動と采配が原因だ。

チーム総得点67点(1試合平均3.3点)はリーグ最悪、それに対して1試合平均失点3.5点は、巨人(同2.8点)に次いで2位なのである。つまり、投手陣はその責任を十分に果たしており、チームの課題は、打線、なかんずくその得点力にあることは、言うまでもない。

ところが、主力打者のホームランレンジはおしなべて11。例外は谷繁の11-14くらいである。こんなチームが何をすればよいかといえば、送りバントと積極的な走塁(オプションヒットや犠飛機会での強引な突入)と相場は決まっていよう。

ところが、ベイ監督はオプション局面では、たとえそれが生還率7であっても、ストップをかけてしまう。まして、送りバントなど、もってのほかだ。

8月16日の阪神戦でも、珍しく金城にバントの構えをさせるから、ようやく宗旨変えをしたのかと思いきや

「とんでもない。内野安打狙いのセーフティバントに決まってるだろうがっ!」

と、激怒。勢いよくサイコロを振るも

「ハイハイ、見事なバントでしたね」

と送りバントになってしまうから、ますます、頭に血が昇る。

生来が無類のホームラン好き。ベイ監督の目には今の横浜打線は、核戦争で壊滅し、荒廃しきったカンサスシティもかくやと思われるような廃墟すなわちザ・デイ・アフター状態と映じていることであろう。

このザ・デイ・アフター打線のチーム本塁打は、わずかに8本。そのうち半分は鈴木尚一人で打っているというのだから、監督は滂沱の涙。巨人28本、ヤクルト26本、広島にいたっては34本をねじ込んでいるわけで、さぞ、口惜しかろう。

ことに広島・モリタニ監督を

「一発が打てないヘボ監督。カブレラすら使いこなせなかったへぼ監督」

「プロの野球がわかっていない」

とこきおろしていただけに、そのハラワタは轟然と噴煙をあげているにちがいない。

「うちは稲葉一人で、もう9本打ってるのにね」(ヤクルト・M本監督)

「うちも山崎が8号ですが、それが何か?」(中日・KB監督)

「町田8本、金本8本、しめて二人で16本。倍付けだね。ふっ」(広島・モリタニ監督)

三監督が鼻先でせせら笑う。

「まあ、松井(6号)よりは打ってるわけですから。御気落としなさいませんように」(巨人・ハタ坊監督)

なんの慰めにもなっていない。

試合中、バットに当たれば「ええいっ」とホームラン捻じ込みモードで相も変わらずサイコロを投げつけるように振りつづけるベイ監督。

相手先発ピッチャーのホームラン修正プラスともなれば、もう、試合前から狂喜。

ひとたびプレイボールがかかれば、バットに当たるたびに「ホームラン倍っ!」と絶叫し(注:相手投手のホームラン修正が+6だろうが+7だろうが、しょせんHR:11→11-12になるだけである)、テーブルをひっくり返さんばかりの勢い。

で、結果がただのヒットだったりすると「くううううううううっ」と口惜しがる。

もはや今シーズン、ベイ監督の眼中には順位などはない。ただもう、本塁打を何本打てるかに全身全霊を注いでいるかに見える。

それというのも、リアル2002シーズンの横浜では、頼みの谷繁すらいなくなり、バントばかりがうまくなっている。

そんなチームを来年は指揮しなければならないかと思うと、ベイ監督が「ホームランも今年で見納め」とばかり、ピンピン捻じ込み攻勢に走りたくなる気持ちもわからないではない。

が、それにしても喧しい。

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コメント

ご無沙汰しております。

この監督のプレイスタイルとリアクションは、私の記憶では30年以上前から変わっていないように思います(^o^)

決してけなしているわけではなく、ぶれない姿勢に感銘している次第です(^^)/

投稿: 西新宿鮫 | 2017.08.30 10:17 午前

鮫の旦那、お久しぶりです。

同感です。

私も、一貫した姿勢をリスペクトしております。

投稿: 事務局長 | 2017.08.31 08:37 午後

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