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2015.01.04

新年、そしてユニヴァーサル野球協会を思い出す

新年おめでとうございます。

今年も、地道に、少しずつ、活動を続けてまいります。

よろしくお願いいたします。

ところで、昨年、長らく絶版だったユニヴァーサル野球協会が、白水社から再版されたそうです。

それを知って思い出した、同書の一節。


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「花形選手が大勢いりゃいいというもんでもない。組織や規律も兼ね備えていないとな。そうじゃないかい、ええ、ウォー君?」(・・・中略・・・)上司は立ちあがり、ヘンリーの痛いところを突いた。「きみも、もう熟年と呼ばれる年代だろう、四〇、五〇 ――」

「五六です」

「五六かっ! 停年まであと九年じゃないか! で、訊くが、ここでの仕事は、まだ続ける気があるのかね。それともないのかね?」
「ありますが―――」
(後略)

(ロバート・クーパー著 越川芳明訳 「ユニヴァーサル野球協会」 若林出版 1985年 p.201)
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この小説を初めて読んだときは、まだ20代前半で、ヘンリーの56歳という年齢に自分がなるなど、想像もつかなかった。しかし今や、もうあと数年で達してしまう。そして、野球ゲームをこの年齢でまだ続けていることも、想定はしていなかった。過ぎた時間は、まるで夢のようだ。

ネットで検索すると、ユニヴァーサル野球協会に関する話題は多く出てきて、読み継がれていることがわかります。再版されたのも、それが理由でしょう。

が、小説の重要な題材である卓上野球ゲーム自体には、あまり関心が向いていないみたいで、そこはちょっと寂しいですね。

卓上野球ゲームが、もうひとつ別の世界を作り出す。

そういう小説ですね。

これは私たちも体験しています。


ダイスを振れば、それはやってくる・・・・・。


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