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2012.10.23

六大学野球ミニコミ紙 YELL


日経新聞の文化面。

ここは「企業価値の最大化」とか「グローバル人材育成の加速」とか、そういう新聞全体に横溢する主張とは隔絶した別世界が紙面の中央を占拠している。


新聞の論調とは、まったく正反対の方向でひとつのことにこだわって生きている、そういう方々が登場する。

たとえば、雑司ケ谷で古くから営んでいる駄菓子屋を守る、店自体では利益が出ないので他の仕事で生活を支えて、店を維持している方。

日本最古の医学書「医心方」(編纂以来千年、全貌を知るものがいなかった)を、40年かけて完訳した主婦の方とかが紹介される。

そうした記事を毎朝、通勤の途中で読んでは、楽しんだり励まされたりしているのですが、先日、「東京六大学の熱戦を伝えるミニコミ紙『YELL』(エール)」というのが紹介されていて、発行人の打ち込みように圧倒されました。

発行人は岡田淳子さんという女性。1987年当時、法大生だった岡田さんは初めて六大学野球を観戦して感動、毎シーズン観戦に通うようになり、その魅力にのめりこむ。ところが六大学野球の新聞での扱いの小さいこと。ならば、と1992年にご自身でミニコミ紙を立ち上げたのだそうです。

以来、20年。今日まで発行を続けられているそうです。

YELLでは、全試合の観戦記を載せているそうで、「大会の全試合を観戦する使命がある私には、正社員になる選択肢はなかった」と書かれている。

岡田さんにとって、六大学野球とYELLが人生であり、仕事はそれを続けるためにやっているのだ、と言い切っている。

そうだ、その通りだ。

「私の使命」とは、誰かが決めてくれるものではない。自分で決めるものだ。


東京六大学応戦紙 YELL ONLINE

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