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2011.12.18

投手のペナントレースへの寄与度

投手データのヒット±を算出にあたっては、その投手の対戦打者数を加味して、良いほうにも悪いほうにもシーリングがかかっています。

たとえば、主戦級の投手であれば最悪値に上限がありますし、登板が少ない投手には逆に最良値に上限を設けています。

こうすることで、できるだけ史実に近い起用に誘導するようにしているわけです。

昨年まではおおむね問題なく機能していたのですが、今年は若干、見直したほうが良いかなと思われる事象が発生しました。

シーリングをかけるにしても、その基準を見直してみようと。

データをあれこれいじって思いついたのが、登板指数という値です。(こういう指数がセイバーメトリクスにあるのかどうか、私は知らないのですが)

ペナントレース中、どれだけ試合に関与したかを示す値として使えないかと考えたのです。

  ◆ 登板指数 = 登板数 × 対戦打者数

で、この値を、2007年から2011年の5年間で調べてみました。

まず下は、登板数と対戦打者数の相関グラフです。

X


分布が大きく2方向に分かれますが、45度方向が先発投手群、水平軸に近く分布しているのが救援投手群、ということでしょう。

で、このグラフのタテ軸とヨコ軸の値を掛け合わせたものを、「登板指数」としたわけです。

過去5年間の登板指数ベスト20です。

0711_20


こうしてみると、リリーフたくさんしている投手のほうが上位にきますね。2007年の久保田、90試合も登板して、指数トップです。

うーん、救援も先発も等しく評価する基準として使えそうな予感。

で、過去5年分の登板指数の度数分布をみてみました。

Photo

1000未満あたりが、大きな区切りかな、というのが見えてきました。。

あと1000未満をどのように等級づけするか。

今後はこの値を投手評価の基準のひとつ(すべてではない)としてゆく方向かな。

もう少し考えてみます。

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コメント

統一的な評価基準としての適否は、先発登板と救援登板の2つの標本群に分けて、分布に関するノンパラメトリック検定すれば分かりそうですね。

投稿: タカ派 | 2011.12.18 07:56 午前

ご助言ありがとうございます。

投稿: 事務局長 | 2011.12.18 12:42 午後

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