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2011.12.25

落合博満「采配」を読む

12月定例会で、

「読んでみようかな」

という人がけっこういましたので、私も。

Sh


これ、当然、落合監督がペンをとったりPCに向かったりで、書いたものではないでしょう。

語録を編集した、ということだと思います。

でね、編集者の色が出すぎなんですよ。

落合監督が野球について語る。

で、そのあとに必ず、

「ビジネスでは」

とか、

「営業職でいえば」

みたいな、解釈が続く。この部分は、編集側が書いているでしょう。

これが正直、鬱陶しかったです。

なんでいちいち、サラリーマン戦陣訓みたいにするかな、と。

浅尾と岩瀬の起用の話、森野の話、1-0で負けた時に投手を叱る話、落合監督が何を考えていたかがよくわかり、とても興味深い本です。

しかし編集側が、いちいち、注釈を加える。

ここが大事な話だぞ、とばかり、太字にする。

たとえば和田の不振について。

私が感じた中で一番の原因は数字と闘ったことだと思う。

数字のないビジネスマンはいないからね、強調したいんでしょう。

本から何を読み取るか、そんなことまで編集者に指示されたくないよ、と思ってしまい、興ざめ。

野球は野球の話として読ませてほしいのですけど。

もっとも版元がダイヤモンド社。

無理ですよね。

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事務局日記」カテゴリの記事

コメント

実は私も知り合いから同様の感想を聞きまして……
個人的には興味のある本だったのですが、現在に至るまで手を出さずじまいになっています。
この本に限らず、スポーツその他の話題を妙にビジネスの話につなげようとする方向性が強過ぎると、鬱陶しさを感じるのは私も同じです。

ともあれ、今年もいろいろと興味深い話題をありがとうございました。
よいお年を!

投稿: うずランド from 野球ゲーム趣味 | 2011.12.29 08:43 午後

うずランドさん、こんばんは。

>スポーツその他の話題を妙にビジネスの話につなげようとする方向性

プロ野球の特に監督の名前で出る本は、そういう傾向が強いですよね。
広岡監督、森監督、野村監督・・・・。

こちらこそ、今年もありがとうございました。
うずランドさんも、よいお年をお迎えください!

投稿: 事務局長 | 2011.12.29 09:18 午後

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