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2011.11.30

審判のミタ

では、なかった。

織田淳太郎著「審判は見た!」 (新潮新書 2003年)の話です。

マネーボール公開前に、都内の本屋に入ったら、マネーボール特集と銘打って、野球本ばかりを並べたコーナーができていました。

で、そこにあった本です。

タイトルだけ見ると、元審判の楽屋ネタ本のような印象を受けるのですけれど、著者はスポーツライター。

著者紹介の著書一覧に「巨人軍に葬られた男たち」というのがあって、これは読んだ覚えがあります。


さて、「審判は見た!」 ですけど、日ごろその存在をともすると忘れがちな審判にも、並々ならぬ精進と苦労があるのだなあ、というのがよくわかりました。

仰木監督が
「あるとき『投手の肩ができていない。五十嵐(引用者註-主審の名前)、どうしよう』と聞くので、『じゃ、次の投球をボールとジャッジするから、そのときに5分間ほどクレームをつけてください』と答えたことがある。」(「審判は見た!」 P.66)

この芝居のあいだに投手の肩作ってね、というこなんですよ。

ええっ!

いいのか、そんなの。

で、五十嵐主審はこのとき仰木監督に作った貸を、後日の日本シリーズで、しっかり回収するわけです。


このへんの呼吸というか駆け引きというか、なんともね、外から見ていてもわからないですね。


こんな話がいろいろと載っておりまして、なかなか面白い、読みごたえのある本でした。

Dscf1627


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