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2010.09.20

APBA のいま

当ブログと相互リンクいただいているうずランドさんのブログ「野球ゲーム趣味」に、APBAの日本版「熱闘12球団ペナントレース」についての記事がありました。(反応遅くてごめんなさい⇒うずランドさん)

この記事に触発されて、ちょっと昔のことを思い出そうと試みましたが・・・・

確かに私はルール翻訳やコンポーネント設計に携わりました。ですが、なにしろ30年近く前のことなので、記憶が曖昧な点も多いのですが、覚えている範囲で書いてみます。(記憶違いがあるかもしれないと、これは予めお断りしておきます)

日本版の選手カード制作にあたり、カード化する選手の数を増やして欲しい、ということはありました。そのこれは明瞭に覚えています。結果、グレードEという投手が生まれたということかもしれません。

選手カードは全部向こうつまり米側で作っていました。日本側はノータッチです。

コンポーネントは日本純正です。守備位置マーカーも日本版にしかないはずです。(打撃結果表の冊子は2冊いれてください、とHJ社にお願いしたのは、はっきり記憶しています。いま考えればコストアップ要因で、申し訳なかったかも・・・)

あと、テストプレイの結果、「ちょっと大雑把すぎないか」といった話はしたかもしれない。「日本のプレイヤーはもう少しシミュレーション性にこだわりますよ」くらいは言った可能性はあります。(これはシャペル氏に対して言った、という意味)


なにしろ、ルールやチャートは全部英語で来たんです。それを、ほとんどそのまま翻訳したと思うんだけどなあ・・・・。唯一、「延長戦決定表」はこちらで追加したような気がします。


さて、昔のことを思い出していたら、いろいろと気になりだしたので、現状のAPBAはどうなっているのかな・・・と思い、購入してみました。

(最近のユーロゲームみたいに)無意味に馬鹿でかい箱で届くのかと戦々恐々としていたら、意外にも理性的なサイズでした。

Dscf1440
※ヨコのCDケースは箱のサイズをつかんでもらうために置いたもので、ゲームとは無関係ですよ。

APBA の基本セットです。ルール、ボード、ダイス、ダイスシェーカー、スコアシート、1953のブルックリン、ニューヨークの2チームの選手カードで構成されています。(前は、SIXTY-SIX といっていたようですけど、届いたものにその表記はありませんでした)

Dscf1441
※コンポーネントは、確かにSOMよりはよいかもしれない。

ルールブックとチャートが1冊にスパイラル製本されています。フルカラー。紙も板紙で耐久力は相当ありそうです。

ルールブックはまだ精読はしていないのですが、ざっと見た感じでは、打撃結果表は「熱闘12球団」の頃とはかなり変わっています。

ランナーシチュエーションごとに表が違うのは一緒ですが、打撃ナンバーの1~11は投手グレードA~Dごとにカラムがわかれています。打撃ナンバー12以降は、守備力(1-3)ごとにカラムが分かれています。

また、打撃ナンバーには41,42というのがあります(熱闘は40までだった)。

盗塁企図という結果が打撃結果表中にあります。

Dscf1451

選手カードの打撃ナンバーが、なんか2列になっています。打撃ナンバーが0だったら再度ダイスを振り、今度は右列の結果を使用しろと注記があります。

Dscf1445

選手カードの紙や印刷の質は、それほどでもない、というか少なくともニス仕上げなどはされていないです。(う~ん、「卓上野球機構」と大差ないような・・・)

というわけで、そのうちプレイしてみようと思います。

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コメント

球場別ルールなどはあるんでしょうかね。東京ドームではジャイアンツが本塁打攻勢を…(個人的には巨人ファンなので問題はありませんが)。私が持っている各有名ゲームでは、Strat-O-Maticに球場別ルールの別紙が入っていました。ただし、ASG、PTP、Strat-o-Matic、Shercoのどのゲームも88年度の史上最多(だったかな?)のボーク渦を再現はできていない。Statis proは可能かなあ。ドジャースの試合を行うときはいつもハーシハイザー(ハーシュ?)を登板させたなあ…。

投稿: 幕張本郷猛 | 2010.09.20 11:33 午後

幕張本郷猛さま、ごぶさたしております。
コメントありがとうございます。

球場別のチャートとかは、当然、基本セットには含まれてないんですけど、(既にご存知かと思いますが)APBA 66! Master Rules Additionというのを、さらに4000円出して買うと、「より詳細に試合を再現できる」とありますから、この辺に含まれているのかもしれませんね。

しかし、

1)基本セット:3300円
2)Master Rules Addition:4000円
3)年度カードセット:6300円
4)Master Rules に使用する選手の追加データ集:950円

全部そろえると1万5千円近くかかります。
1)2)は一度買えばよいのですけど、3)4)は年度ごとに買わねばならないようです。

まあ、このくらいの値段設定しないと、きちんと利益が出せないのでしょうね。それほど無茶な値段ではないのかな、と思ったりします。(わたしもカードやルールブック印刷したりすると、印刷コスト、意外にかかると実感してますので)

ところで、メジャーでの88年のボーク禍というのは、私は不勉強でよく知らないのですが、「卓上野球機構」では無理ですか?(笑)

いちおう、投手ごとにボークレンジがついてるんで、多少はらしさ出ないでしょうか?

投稿: 事務局長 | 2010.09.21 10:39 午後

お久しぶりです。
自腹を切っての(笑)、興味深いレポートありがとうございます。
しかし、一からフルセットを買い揃えた場合の価格は、私の予想を上回る金額で驚きました。
ある意味、完全に「大人の趣味」なのかもしれませんね。
米国の大会の年齢層も高めなようですし。

値段といえば、私がTRPGで遊んでいた当時、「AD&D」のルールブックが7000円(拡張ルール的なものは他にもあったはず)もして、興味はありましたが「これはちょっと買えないなぁ」と思ったものでした。
アナログゲームの価格の相場、なかなか難しいですね。とくに商売として考える場合は……

うちのブログですが、今月はちょっと「走り抜けて」、来月からはまた職場の情勢も変わりそうなので、更新の仕方を考えていくつもりでいます。
近いうちに「テキスタ」の動画も公開させていただきますので、また時々見てやって下さいませ。

投稿: うずランドfrom野球ゲーム趣味 | 2010.09.23 07:10 午後

うずランドさん、こんばんは。

こちらこそご無沙汰しております。

APBA、確かに全部そろえるとイニシャルは高いですけど、あとは毎年1回カードセットを買えばそれで1年は遊べるし、野球ゲームは他のシミュレーションゲームに比べれば、(ペナントレースなどやれば)遊ぶ頻度は高くなりますから、結果としてコストパフォーマンスはよいのかもしれません。

テキストスタジアム制作も佳境に入ってはいっていらっしゃるようで、いよいよ完成間近という感じですね。

動画第2弾、楽しみにしております。

投稿: 事務局長 | 2010.09.23 09:00 午後

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