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2010.05.02

日米英同時破産、または首相とプロ野球

先日、新幹線での移動中に「エコノミスト」(2010年5月4・10日合併号)という雑誌を読んでいたら、面白い記事に出会いました。

ちなみに私は毎週「エコノミスト」を購読しているわけではなく、たまたま駅のスタンドで

「日米英同時破産・膨大な借金と始まった悪い金利上昇」

という、おどろおどろしい特集タイトルを見かけ、思わず手を出してしまったわけです。

おもしろいというのは、同時破産の特集ではなく、「学者が斬る」というシリーズで、東海大学理学部准教授の鳥越規央先生が書かれている「統計学でみる野球セオリーの虚実」という記事です。


副題に

「これまで当然のように思われてきた野球のセオリーには必ずしも合理性がない」

とあります。記事の中身はセイバーメトリクスの紹介を中心に、統計学上の成果が選手の評価や将来予測に用いられ、チーム経営に欠かせないものになっており、日本でも今後、取り入れられてゆくだろうという、経済誌にふさわしいまとめで終わっています。

興味を惹いたのは、記事の中で鳩山由紀夫・現首相が若かりし頃に書いた論文を紹介しているところ。

「鳩山首相が東京工業大学の助手の時代に『野球のOR』という題目で日本オペレーションズ・リサーチ学会に寄稿」

しており、

「ビル・ジェームズの主張を検証したり、打者の評価指標であるOERA(Offensive Earned Run Average)を紹介するもの」

(前掲誌・P54)

なのだそうです。

で、戻ってから、GOOGLE SCHOLAR でさっそく探してみました。

そうしたら、ありました。

「野球のOR」
オペレーションズ・リサーチ : 経営の科学 1979年4月号
社団法人日本オペレーションズ・リサーチ学会

論文はこちらから読めます。

鳩山首相、論文を書くくらい、野球がお好きだったんですね。

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