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2009.10.28

来シーズンに向けてのルールの見直しポイント

卓上野球機構 2009シーズンは、新システムでのプレイへ移行したわけですが、プレイの過程で、いくつか見直しポイントがあると考えております。

※来シーズンに向けて、ルールブック第2版を、制作するつもりです。

具体的には、以下の点です。

(1) X表の廃止・・・・・
(X)が、ちょっと出現率が高く煩雑なので、結果の多くはカードへ直接記載する。X表でプレイに影響を与える結果は、Y表へ統合する。これにより、チャート参照回数を更に減少させ、プレイのスピードアップを図ります。

(2) 併殺打値の見直し・・・・・
併殺出現率が低いので、見直します。

(3) 盗塁企図値上限の見直し・・・・
盗塁成功率の高い選手の企図値が高すぎるので、若干の調整を行います。

(4) リリーフ投手の登板ルールの簡略化・・・・・
凝りすぎて、ルールが複雑になりすぎたという反省から。

(5) 外野フライ+ を増やす・・・・・・
犠牲フライの機会の増加。

以上を考えております。
上記のうち、(1)(2)(3)(5)は、メジャーカードを作成した際にロジックを変更済みです。

難問は(4)ですが、概ねの腹案はあります。
合宿の際にお話したエンデュアランスルールは、いろいろ考えましたが、採用はしません。プレイしたら、今以上に紛糾すると思います。あのルールは1970年代までに適しているかと考えています。


ご意見あれば、お願いいたします。


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事務局日記」カテゴリの記事

コメント

(1)(X)の廃止
煩雑さは感じておりましたので、良いと思います。(X)が無くなって(Y)が増えるイメージで良いのでしょうか?

(2)併殺打の見直し
現在は実績を元にポジション毎に算出しているようですが、この場合実績の無いポジションではほぼ併殺が起きなくなります。
打席数が少ない打者の場合は特にこの減少が起きやすくなるため、SPIのように、打者毎に(全ポジション共通の)併殺値を付ける方が分かりやすくプレイアビリティも高くなると思います。
なお、併殺値は少し高めにした方が、結果的にバントやエンドランを使用するきっかけになるのではないかと思います。

(3)盗塁企図値上限
今シーズンの途中までで、史実よりかなり多かったということでしょうか?
そうであれば修正すべきと思います。(個人的にはあまり感じていませんでしたが…)

(4)リリーフ投手の登板ルール
R値を一つにして、R値を超えたら自動的にHB+1、以下3人毎に(4、7、10・・・人目に)HB+1とするとかなり簡略化できると思います。
自責点や失点を基準にするよりは、打者数で数える方が一般的にも馴染みやすいのではないでしょうか。

(5)外野フライ+を増やす
特に意見はありません。

その他気になる点として
(6)先発投手のルール
自責点が基準を超えると能力が落ちる現在のルールでは、能力が悪い投手は打たれることが多いため、実際のイニング数を投げきることが極めて困難です。逆に言えば、先発投手が弱いチームほど台所が苦しくなります。
(今シーズンはどこのチームもリリーフで苦しんだと思いますが、それは先発が予定回数を投げきれないことが原因だと思います。)

そこで、単純に
「Sを超えるまでは修正無し」
「Sを超えたイニング毎にHB+1」(S6の投手は7回はHB+1、8回はHB+2、9回はHB+3になる。)
とすることを提案いたします。
こうすれば、能力が高くてSが短い投手が完投することもなくなりますし、弱い先発でもSが長ければ我慢して使うことになると思います。

(7)エンドランのルール
色々あるのですが…
①ノーストライク又はワンストライクからのエンドランで、空振りして走者の単独スチールとなることが無い。
 アウト単位で処理するゲームシステム上、難しいとは思いますが、実際の野球でも結構あるのではないかと思いますので…

②ゴロを増やす方法として、ダイス目を-3するが、11~14が11になってしまうため、11の出現率が極端に高くなってしまっている。
 エンドランは基本的に右打ちの指示であり、セカンドゴロやファーストゴロが増えるイメージなのですが、実際には大体の打者でピッチャーゴロが増えます。打者チャート側で11をセカンドゴロやファーストゴロにするか、11を下回る場合は全打者共通で13⇒ピッチャーゴロ、12⇒ファーストゴロ、11⇒セカンドゴロ、などとしてはいかがでしょうか。

③エンドランを行うことでHBが下がるのは分かるが、それ以上に三振や四球が減るべきでは。

エンドランの場合は、当てに行くバッティングになりますので(外されても当てに行くため)三振が減るのではないでしょうか。また、打っていけという指示であるため、四球も減ると思います。
例えば、打者側の三振及び四球を-3する、というのはいかがでしょうか。

②と③を組み合わせれば、エンドランもこれまでとは随分違ったものになると思います。(ペナルティーが大きすぎて使わない可能性もあるので修正値が難しいところではありますが。)

思いつくまま書いてみました。
皆さんのご意見もお聞きしたいです。

投稿: 半 | 2009.10.31 12:56 午前

ご意見、ご提案ありがとうございます。

>(1)(X)の廃止
>煩雑さは感じておりましたので、良いと思います。
>(X)が無くなって(Y)が増えるイメージで良いのでしょうか?

(Y)の数は増やしません。

>(2)併殺打の見直し
>SPIのように、打者毎に(全ポジション共通の)併殺値を付ける方が>分かりやすくプレイアビリティも高くなると

もともと、SPIの併殺はあんまり機能していなくて、大半の選手の評価を4以上にすることで(つまり、レーティングの際、正規分布をとれない)、ようやく併殺が出るという結果でしたから、現在のシステムに変更しています。併殺打値を高めに評価するという点は、私もまったく同意です。
ゴロアウトの出現率との相関もありますので、当面、現在のシステムで併殺値を高めに付与することで対応します。

>(3)盗塁企図値上限
>今シーズンの途中までで、史実よりかなり多かったということでしょうか?

結論から言うと、多い、ということになりますね。
コミッショナーが集計してくださったTBO 2008シーズン(2007データ使用 62試合)の結果を史実と引き比べると、そうなります。

たとえば、ランダムに拾ってみても

赤星(史実:24→TBO:23)
坪井(6→10)
早川(16→16)
井端(23→18)

などです。

逆に青木や森本のように史実に近い数の選手や、少ない選手もいて、全体ではバランスはとれているようですが、史実で盗塁数の多い選手の企図値が、やや高めかなということです。

もっとも監督によって盗塁を好む人、好まない人など采配も影響しますし、そもそもゲームですから、史実どおりの結果しか出ないのでは意味もないわけでして、企図値を若干辛くするという、調整の範囲にとどめます。

>(4)リリーフ投手の登板ルール
打者数をベースに置くという考え方は同意です。現在暖めている案は、試合あたりの対戦打者数をあるていど制限した上で、連投をもう少し可能にするという方向です。ただ、データの悪化がいくら打たれても起こらない、というのは、ちょっと馴染めませんので、残したいと思います。

>(6)先発投手のルール
>自責点が基準を超えると能力が落ちる現在のルールでは、能力が悪
>い投手は打たれることが多いため、実際のイニング数を投げきる
>ことが極めて困難です。
>逆に言えば、先発投手が弱いチームほど台所が苦しくなります。

先発が弱いチームの台所が苦しくなるというのは、まさにシミュレーションとして成功しているのではないかと思います。

>(今シーズンはどこのチームもリリーフで苦しんだと思いますが、
>それは先発が予定回数を投げきれないことが原因だと思います。)

これはR(X)の影響が大きかったと判断しています。リリーフについては前述のとおり、連投基準を緩和する方向で対応します。

>「Sを超えるまでは修正無し」
>「Sを超えたイニング毎にHB+1」
>(S6の投手は7回はHB+1、8回はHB+2、9回はHB+3になる。)

何失点してもそのままの能力でマウンドに立っていられるというのはデザイナーとしましては、かなり違和感があります。
ご提案のルールですと、ノックアウトという現象が起こらなくなりませんか?

もちろん、ゲームでは実際より完投数が多くなりますので、半さんのご提案には大いに聴くべき部分もあると思っています。
今後の検討課題ということにさせてください。
(ただ、大差がついた試合などでは、もうピッチャーもったいないからと、何点取られても先発替えません完投させますとか、まあ、ゲームですからできちゃうわけで、そこは仕方ないかなと思ってます。)


最後にエンドランについてですが、三振が減るというのはそうかもしれませんが(データ的には検証できませんし)、あまり多くの修正を加えたくないというのと、「このときはこう読み替える」みたいなEXCLUSIVEなルールは、できるだけ減らしたいと考えております。

もっともエンドランは、私も現在のルールには迷いが残ってるんです。海外のゲームを見ていると、APBAでもSTRAT-O-MATICでもPursue the pennantでも、みんなヒットエンドランは別表で解決するようになってます。ただ、このとき打者の能力をどう反映するかの回答がみつかっていません。

いずれにしましても、たくさんご提案をいただきありがとうございました。

最終的には、いろいろご意見も聞きつつ、全体のバランスを考慮した上で事務局にて決定させていただきますので、ご了承ください。

投稿: 事務局長 | 2009.10.31 02:09 午後

コメントありがとうございました。あくまでも私見に基づくコメントですので、参考にしていただけるようであれ幸甚です。

私のコメントの趣旨を若干補足させていただきますと、投手の登板に関するルールは、野球の初心者でもとっつきやすいかな、と思って考えたものです。自責点・失点の概念は初心者には割と分かりにくいかな、と思いますので。(でも、今は失点で統一したんでしたっけ?)

確かにこのルールだとノックアウトは起きないですね。とは言え、実際の野球ではノックアウトでもそんなに起きていないからこそ、1試合の平均投球イニング数が6や7になるのだと思っています。
完投が史実より多いとすると、能力が高い選手が投げきっているケースが多いのではないかと(自分の経験からは)思いますが…分析してみると面白いかもしれませんね。

それでは、ルールの見直しとデータの算出頑張ってくださいhappy01

投稿: 半 | 2009.11.02 01:11 午前

事務局いつもありがとうございます。
(3)盗塁企図値の件ですが、本盗のペナルティも見直した方が良いと思います。本盗が少ないのは成功確率が低いためでというより寧ろ、スタートを切れる機会が稀なためでしょう。
 今期は土壇場同点とか、サヨナラとか、野球漫画並の本盗を満喫させて貰いましたが、シミュレーションとしては、修正すべきです。
(5)外野フライ+に関連し、RUNの評価のあり方について。
 かつて恣意的なRUN評価が横行した弊は認めるものの、どのチームもRUN3の選手ばかりがオーダーに並ぶのは、少々寂しいものです。
 現在は出塁と得点の比率で絶対評価していると聞いていますが、小学校の成績相対評価法に倣って、リーグ全体で各RUNの定員を定めて(チーム内で相対評価すると、当然ながらリーグ内で差が無くなってしまいます)、全体としてRUNを制御しつつ、ばらつきを増やす方法もありそうです。プロ野球選手たるもの、全員トップアスリートであり、単純な走力は明白な正規分布を示す程ばらついていないかも知れません(ドカベンも加速がつくと結構速かったです・・・3進するにはスタミナが問題でしたが)。
 寧ろ差が出るのはベースランニングとかスライディングの技術です。そうした研鑽に裏打ちされた選手の自信や思い切り、そしてベンチの評価を、TTB監督の采配に反映させることが出来れば、一層面白いゲームになるのではないでしょうか。
 現状では、RUN1は故障持ちや不良外人のペナルティ、RUN5は代走屋のプレミアムである点を尊重すれば、RUN2~4の間で相対評価するのが適当かと思います。
 RUNは選択進塁にも関係しますので、TTB今シーズンの捕殺数の動向と併せて検討する必要はありますが。
 思いつくまま、ご参考まで。

投稿: タカ派 | 2009.11.02 01:59 午後

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