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2009.09.15

伝説の男

合宿が近づいて参りました。

そこはかとなく漂う高揚感・・・・は、事務局長だけ?

今回はミスターKがわざわざ大阪からいらっしゃいます。

伝説の男です。

で、その伝説を不動のものとした例の事件を、旧会誌「エンドラン No.5」より再録いたします。


ファイターズ 混戦パリーグを制圧


《写真》
念願のリーグ制覇を成し遂げ、喜びを爆発させるミスターK-ハタ坊の日ハムライン。いちばんホッとしているのはハタ坊代行だろう。ミスターK監督はわずか二時間後に、球史に残る悲劇に見舞われることになるのだが、神ならぬ身、この時は知る由もなく、しあわせいっぱいである(合掌)


伝説の男・ミスターK監督がまたもや、やってくれた。横浜が王手をかけた日本シリーズ第六戦でのことだ。
 試合は五回まで3-0と横浜がリード。これ以上1点もやれない日ハムベンチは、岩本、原田、古溝と小刻みな継投で、横浜の追加点を阻み反撃の機会を窺っていたが、試合は突如として壊れた。六回裏、横浜は進藤のヒットを足がかりに日本ハム・田中幸の失策などをからめて、二死満塁とビッグイニングを作る大チャンス。ここでミスターK監督は左の切札、下柳をマウンドへ送る。
 打席には首位打者ローズ。OB:11-34 で、下柳はいきなり瀬戸際に立たされるも出塁判定のダイスはアウト。「やれやれ」と結果判定のダイスを気楽に振ったらこれが66の捕逸。やらずもがな1点を献上してがっくりのミスターK監督。しかし落ち込んでいてもしかたがない。なお走者二・三塁でピンチは続いている。これ以上の失点は試合そのものを壊してしまう。そんな気合でもういちどローズを討ち取り、今度は慎重に結果判定。ところがこれまたワイルド=捕逸で二点目を献上。いやあ運が悪い、と観客もここまでは同情的。しかも二死三塁でローズの打席が続く。ここでミスターK監督は、あらんかぎりの力を振り絞ってみだびローズを討ち取った。さすがに3 度目の正直、これで攻撃終了かと思いきや、ミスターK監督の場合は「二度あることは三度ある」のほうだった。とどめの66=暴投で、三塁走者・鈴木尚が小躍りしてホームイン。この回、横浜は二死から労せずして3得点。試合を決定づけたのだった。
 連続ワイルドというのは、シーズン中にもときおり見られるが、3連続ともなるとそうそうお目にかかれるものではない。まして、それで満塁の走者を一掃したとなると、長い機構史上空前のことではないか。しかも、この試合に到るまでのミスターK監督の戦い振りはしごくまっとうなもので、どうやら「普通の人」になってしまったのではないかと周囲を落胆させておいて、土壇場であっと言わせるという心憎いばかりの演出。
 ちなみにローズに対して3連続ワイルドを発生させるには、1259712分の1、0.0000793832%という天文学的確率が要求される。それを日本シリーズでやってしまうあたりにミスターK監督の非凡さが感じられるのである。

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