1月定例結果・セリーグ
いち、に、さん、しんじられな~い
横浜7シーズンぶりにリーグ制覇
やってしまった、横浜が。モジ監督が宙に舞う
TM |
試 |
勝 |
敗 |
分 |
率 |
差 |
監督 |
|
横浜 |
72 |
44 |
26 |
2 |
0.629 |
- |
モジ |
|
阪神 |
72 |
44 |
27 |
1 |
0.620 |
0.5 |
金吾 |
|
広島 |
72 |
36 |
35 |
1 |
0.507 |
8.0 |
今林 |
|
ヤクルト |
72 |
35 |
36 |
1 |
0.493 |
1.0 |
森谷 |
|
巨人 |
72 |
30 |
41 |
1 |
0.423 |
5.0 |
まさゆき |
|
中日 |
72 |
29 |
42 |
1 |
0.408 |
1.0 |
岩隈藤川 |
“野球の神”復活へ
横浜のマジック1で迎えた阪神・横浜最終戦。横浜はこのあと中日戦を残すのみ。阪神戦を落とした場合、横浜にかかるプレッシャーは並大抵のものではなく、モジ監督としてはなんとしても直接阪神を叩き、ここで優勝を決めておきたいところ。いっぽう、残り
lang=EN-US>3試合の金吾監督も、もはや1
style='font-family:"MS 明朝";mso-ascii-font-family:Century;mso-hansi-font-family:
Century'>試合も落とせないし、大体、眼前での胴上げなど見たくもない。裂ぱくの気迫を込めて振り合うダイスの目は乱れに乱れたが、「勝ちたい」という執念は阪神のほうが勝ったようで、この大切な試合を横浜は落としてしまう。天を仰ぐモジ監督。ニヤリと笑う金吾監督。形勢は逆転したかに見えた。しかも横浜の次の相手は、老練“ま”代理監督(岩隈藤川監督は士気阻喪したのか長期逃亡中)が率いる中日ドラゴンズ。モジ監督の緊張は頂点に達する。そして試合は息
class=GramE>づまる投手戦となった。当然、試合展開は速い。前半、両軍1
style='font-family:"MS 明朝";mso-ascii-font-family:Century;mso-hansi-font-family:
Century'>点ずつ取り合い、そのまま終盤へ。このまま延長かという矢先、横浜が1
style='font-family:"MS 明朝";mso-ascii-font-family:Century;mso-hansi-font-family:
Century'>点勝ち越し最後はクルーンが締めて見事優勝を果たした。試合後、モジ監督はお立ち台の上で「野球の神、再降臨」を宣言。かつて
lang=EN-US>3シーズン連続日本一の頃の神をも恐れぬ(神だから当然か?)暴言、所業が再び見られるのではないかと、周囲の期待が高まっている。しかし何よりも気になるのが、これがリアル
lang=EN-US>2007年シーズンにジュマンジ効果を与えてしまうのではないかという点。大矢・横浜がリーグ優勝って、そんな目、ありだろうか?
広島はAクラスを死守、巨人は最下位免れる
注目のA
style='font-family:"MS 明朝";mso-ascii-font-family:Century;mso-hansi-font-family:
Century'>クラス争いは今林・広島、森谷・軍曹ヤクルトの直接対決3
style='font-family:"MS 明朝";mso-ascii-font-family:Century;mso-hansi-font-family:
Century'>連戦で決まる。この3連戦はとにかく荒れ模様。初戦はヤクルトが延長
lang=EN-US>12回を制して先勝したものの、この勝利は疑惑だらけ。
lang=EN-US>2軍にいるはずの鈴木健が代打で出てくる(しかも故障中)、左腕佐藤が前の日投げていたことを忘れて連投してしまった、などである。再試合をしますか、という話になったがそこは大人(たいじん)今林監督。「まあ、いいでしょう」とオトナの態度を示した。情けは人のためならず、であったのかどうか。続く
lang=EN-US>2試合目、9
style='font-family:"MS 明朝";mso-ascii-font-family:Century;mso-hansi-font-family:
Century'>回2アウトまでこぎつけ
lang=EN-US>1点リードのヤクルト。マウンドには守護神・石井弘寿が仁王立ち。シーズン前半、抑えに出てきては失点を重ねチームを敗北へ導く背信の投球を連発し防御率
lang=EN-US>7点台で、一時は中継ぎに降格されたこともある石井。しかし、後半は立ち直り、防御率も
lang=EN-US>3点台まで改善して、監督の信頼も取り戻していた。あと一人、で
lang=EN-US>Aクラス確定。打席には最後のサムライ、前田。「センセイ、出番です!」の声に、三船敏郎演じる椿三十郎のごとき悠然たる態度で素振りを繰り返す。その気合に呑まれたのか、石井の球は魅入られたように真ん中に!土壇場での動転もとい同点ホームランでまたまた試合は延長戦に突入し、最後はヤクルトがサヨナラ負け。さらに
lang=EN-US>3試合目も落として、ヤクルトはB
style='font-family:"MS 明朝";mso-ascii-font-family:Century;mso-hansi-font-family:
Century'>クラスに沈んだのである。
いっぽう、最下位転落の危機に切腹の噂も囁かれていた、まさゆき監督だが、中日が残り
lang=EN-US>2試合を落としたため、首の皮1
style='font-family:"MS 明朝";mso-ascii-font-family:Century;mso-hansi-font-family:
Century'>枚、5位に踏みとどまることができた。『信賞必罰野球』で前年日本一の名門巨人軍を空中分解させたその罪、万死に値しよう。楽天送りも現実味を帯びており、最後に自らが信賞必罰の血祭りにあげられるとは、皮肉な結果である。しかし、来季巨人の戦力は(特に打線が)目を覆うばかりの惨状であり、巨人監督のなり手がいない可能性も出てきて、巨人監督続投が最大の罰ではないか、との声を上がっているから世の中わからないものである。