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2005.01.29

事務局日記(3)

男の修行が話題になっている。
そこで、「俺もひとつ、男を磨いてみようかな」という貴男にお奨めの映画を2本、ご紹介しよう。

まず、和製ハードボイルドの佳作、《友よ、静かに瞑れ

「俺もあんたも坂口さんも、もう下り坂だから、ね。何か背負ってないとそのままずるずる転がり落ちて、すぐにじいさんになっちまうからよ」
「俺も坂口も、もう捨てるものはなんにもないと、そう思ってたわけだ。それが、あいつは、まだ何かを背負ってた。だから、茶化す前に、助けてやろうかと」

ここのところが泣かせますね。主演の藤竜也は、このとき44歳。渋い。こういう中年になりたいと、この映画を初めて見た20代の頃よりずっと思っていたが、その年齢に近づいても、まったく、歯が立たない。残念だ。

2本目は、フランシス・コッポラ監督、ジーン・ハックマン主演(若かりし頃のハリソン・フォードが端役で出演)のサスペンス。《カンバセーション・盗聴

主人公は盗聴のプロ。その凄腕と、それゆえの孤独感がヒシヒシと、いや、ズンズンと胸に迫ってくる。ストーリーよりは、ハックマンノ人生の哀しさを感じさせる演技が、たまらない。やはり、影のある男は、深い修行を積んでいるのである。

以上、男の修行を続けようとされるあなた、必見です。
コレを観て、「男とは何か」「漢とは何か」を感得し、さらに己を磨いてください。

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コメント

男の修行をしている人物。これを描いた作品こそ見るべきでしょう。
そんなわけで必見は
『男はつらいよ 葛飾立志編』

オープニングの歌の文句から泣かせます。

どうせおいらはやくざな兄貴
分かっちゃいるんだ妹よ
いつかお前の喜ぶような
偉い兄貴になりたくて
奮闘努力の甲斐もなく
今日も涙の陽が落ちる

二番も切ないですね。

どぶに落ちても芽のある奴は
いつかは蓮の花と咲く
意地は張っても心の中じゃ
泣いているんだ にいさんは
目方で男が売れるなら
こんな苦労もかけまいに

観終わったら、即行動。カラ回りを恐れてはいけません。
そして周りは暖かく見守ってあげましょう。
「ばかだねぇ…」とつぶやきながらも。

投稿: 学士 | 2005.01.30 09:52 午後

私は寅さんも好きだぞ。
なるほど、彼も修行中か。確かに。

葛飾立志篇というのも、たぶん観ているはずだが、個別に識別できないのがあのシリーズの弱点かな。

人生空回り。でも回り方が大切だ。格好ばかりつけてるやつを、時々見かけるけど、実は、そういう奴に限って、たいした修行はしていなのではないか。

新藤(友よ、静かに瞑れ)もハリー(カンバセーション)も、好むと好まざるとに係わらず、修行中だと思うな。

まあ、ためしに観てやってください。

この2篇で物足りないのであれば、サム・ペキンパー監督、ジェームズ・コバーン主演、「戦争のはらわた」(原題:cross of iron)をお奨めします。

投稿: 事務局長 | 2005.01.30 10:20 午後

ちと本旨からずれるかも知れんが、映画で男の修行というとこんなのもあるぞい。
『タイタニック』
女連れで見に行き満席のため座ることもできず立ったまんま。
疲れて通路にしゃがみこみ、つまらなくて居眠りこいて目を覚ましても終ってない。
もう一眠りしても終ってない。また寝てやっと沈みやがった。
映画館を出た後、感想を話したが、お互いに寝ていた場所や注目した場所が違うらしく話なんざ合いやしねえ。

『パールハーバー』
こちらも女連れ。短いのはいいんだが、軍オタ系のこちとらとしては見逃せねえことばかり。
怒りに燃えて見終ると、「ラブストーリーが云々…」と来た。
つい余計な軍事ツッコミを口走ってさあ大変!

以上の2作品、最後まで見る根性と決して思ったことをそのまま口にしない男気を修行するのにはとてもよい作品でありました。他にも『シブミ』などもあるようです。お試しあれ!

投稿: 光塩爺 | 2005.02.01 08:41 午後

素晴らしい。
なぜ、私の体験がここまでわかるのですか?

>映画館を出た後、感想を話したが、お互いに寝ていた>場所や注目した場所が違うらしく話なんざ合いやしね>え。

これと全く同じ体験を、ワタクシは「ロード・オブ・ザ・リング」でしました。カミさんは、眠って、目が醒め、また眠り、再び目覚め、終わった後に「あの映画はどこで見ても同じようなシーンしかない」と言っていましたね。

「パールハーバー」は親子3人で観て、米軍戦闘機の反撃が豪快にすぎることに立腹した事務局長が「当時、帝国海軍のパイロットの技量は世界一!あんなに落とせるわけがないっ」と口走ると、「あら、そうだったの?」とそっけなく返され、しばらく気まずい思いをしました。

投稿: 事務局長 | 2005.02.03 11:07 午後

映画ではありませぬが、こんな修業をされている方々もいらっしゃるようで…

ttp://d.hatena.ne.jp/kanryo/20050130

しかし、どんどん野球とは関係ないところに踏み込んでゆくような気が(私のせいですか?

投稿: 光塩爺 | 2005.02.05 08:48 午前

いいんですよ。
このカテゴリーは事務局日記なんですから。

投稿: 事務局長 | 2005.02.11 01:33 午前

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